解約返戻金とは?医療保険の解約返戻金はつけた方がいい?

医療保険と一言にいっても、たくさんの種類があります。ここで注目してみていきたいのが、解約返戻金のある医療保険とない医療保険の違いです。より自分のライフスタイルや将来設計に合わせた医療保険にするために、どんな種類があり、どのような違いがあるか?ということを知るのは大事なことです。さっそく医療保険の解約返戻金についてみていきましょう。

医療保険の解約返戻金とは?

解約返戻金とは、生命保険を解約したときに戻ってくるお金のことです。掛け捨て型の保険ではないタイプのものは、保険を解約するとお金が戻ってくるのです。保険を払いながら貯蓄をしているタイプともいえるかもしれません。解約返戻金は、戻ってくるお金がある分、高い保険料になってしまうことがデメリットとしてあげられます。

解約返戻金の有り・無しにはどんな違いがあるの?

  • 解約返戻金(有)の医療保険の特長

保険料の一部が解約時に戻ってきます。貯蓄型の保険ともいえ、最終的には保険料として支払ったお金が抑えられるというものです。ただ解約のタイミングや内容をよく知らないと、あれだけの保険料を支払ったのに、これだけしか解約返戻金がない!ということにもなりかねません。安定した収入が将来的にもあって、貯蓄が苦手な方におすすめのタイプです。

  • 解約返戻金(無)の医療保険の特長

貯蓄性がありません。その分、保険料が安く抑えられており、万が一のために一応保険に加入しておきたい!という方におすすめのタイプです。この保険料でこの保障を受けることが出来る!というお得なプランも多いです。しかし保険料は掛け捨てなので、完全に安心料として保険料が出ていきます。残るものがない分、払うのも少ないタイプです。

最近の医療保険の傾向

最近は解約返戻金のない医療保険が主流となってきています。何よりも毎月の保険料が安いのが魅力となっています。貯蓄性が全くないものから、わずかな解約返戻金が期間満期時に支払われるものまであります。

解約返戻金は多くても保険料の7割程度なので、その分自分で貯蓄をする方も増えてきています。特に子育て世代などは毎月の生活が苦しく、高い保険を支払う余裕がないという家庭は解約返戻金無しを選択しています。

関連記事:掛け捨ての方がお得?掛け捨てと貯蓄型保険の特徴とメリット・デメリット

解約返戻金の有無は家計と自分の性格で決めて!

解約返戻金を付けるか?つけないか?ということで悩む方もいると思います。解約返戻金はプラン内容、会社によって、解約返戻金の割合が大きく変わってきます。解約返戻金有を選択する場合には、しっかりと比較検討することがマストです。

また性格的に貯蓄ができる方であれば、医療保険に貯蓄性を求める必要はないでしょう。逆に貯蓄が苦手なのであれば、強制的にたまる解約返戻金有の医療保険で貯蓄をしてもいいでしょう。自分に合う医療保険を選ぶためにも、保険相談サービスに相談してみましょう。登録は簡単にできます。

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