医療保険には保険を納めた期間だけ保障をうけられる掛け捨てタイプの医療保険と保険料を納めながら満期になったら還付金などが受けられる貯蓄型医療保険があります。貯蓄タイプの医療保険と掛け捨てタイプの医療保険を選択するときどっちを選択するのかで多くの人が迷うという結果が出ています。それは医療保険は必要だけれど、貯蓄性は必要ではないと感じやすいからです。ただ貯蓄タイプの医療保険は入ってると、その恩恵に預かれることもあるのです。
貯蓄型医療保険は貯蓄の分だけ保険料が高くなる!ただし不必要とはいえない
貯蓄型医療保険は、掛け捨てタイプの医療保険よりも同じくらいの保障内容を設定すると必ず掛け捨てタイプの医療保険よりも割高な保険料になります。やはり貯蓄をして将来的に生存還付金や解約払戻金に対応するためには保険会社としても保険料を高く設定せざるをえません。
では医療保険の保障だけが目的ならば貯蓄型保険ではなく掛け捨てにして、貯金をした方がいいのではないかと考えます。「医療保険に貯蓄性なんかいらないわ」「必要なのは入院や手術に備えること」と言う人ももちろんいます。しかし単純に掛け捨て医療保険に貯蓄分を上乗せした額が満期保険金になるわけではないので、貯蓄型医療保険の必要性が低いとはいえないのです。
こんな人に向いてる!収入は多いけれど貯金ができない人
貯蓄型医療保険は掛け捨て型医療保険よりも割高な保険料であることが大きなポイントです。どっちが必ずしも有利ということはできませんが、人によっては向き不向きがあるということは付け加えておきます。
それは収入は多いけれど、あまり貯金が得意ではないという人は多いです。稼ぐ力はあるけれど、月の支払いや遊興費に消えてしまい、お金が手元に残らない人。こういう人はコツコツと自分でお金を貯めることはできないので、貯蓄型医療保険などを利用して保険料の引き落としと同時に医療保険に貯蓄をしてもらうということで、何年か先に満期が訪れたときにまとまった大きなお金を残せるようになります。
貯蓄型医療保険はどっちかというと貯金が苦手な人におすすめ!
貯蓄型医療保険はぜったいに必要ともいえないけれども、絶対にいらないともいえないのです。どっちかというと貯蓄型医療保険に向いている人にとってはおすすめなプランです。満期保険金をもらう事が楽しみという人もいるくらいです。
貯蓄型医療保険は満期まで健康でいられると保険料の全額が戻ってくるものなどもあり、最後には掛け捨て保険よりも有利になることも少なくありません。