最近、医療保険のCMが多いと思いませんか?
「でも自分には既に持病があるし、医療保険には入れないだろう」と思っている方、ちょっと待ってください。
現在CMで放送されている医療保険には、
「持病があっても加入できる医療保険」や
「持病がある人にもやさしい医療保険」などのキャッチフレーズが耳障りよく聞こえてきます。
たしかに持病があるからと言って医療保険に加入できないということはありません。ただ持病を告知することは大切だと言われています。
★病歴や持病がある人でも加入できる医療保険は告知が大切
医療保険に加入する際には、自分の健康状態や持病の有無などを告知する義務があります。
なぜなら病歴や持病がある人が加入できる医療保険というのは、健康な人が加入できる医療保険に比べて制約が多いからです。
それは持病がある人に課せられる条件は、半年以内や1年以内といった期間の間で入院や手術をしたことがないかという設問に対して、NOと答えられなければ加入できないということです。もちろん健康な人が加入する医療保険に比べれば保険料が割高になるなどデメリットは大きいですが、持病があるからといって医療保険をあきらめてしまう必要がありません。
糖尿病を患っていても、うつ病を患っていても加入できる保険は意外と多いです。
★持病や病歴を正確に告知しないとどんなペナルティがあるの?
ではそういった持病がある人でも入れる医療保険や引受基準緩和型保険に加入する際に提出する告知書に正確に申告しない場合どんなペナルティがあるのでしょうか。まず医療保険に加入するとき、持病の有無や入院歴や手術歴、検査、投薬などの事項に関する質問をいくつも記載していくことになります。これは正直に書かなくてはいけないもので、医療保険に加入したいからといって偽りを書いてはいけません。もし偽りの事実を記載して医療保険に加入して、あとでその事実が発覚したらもし加入期間に入院や手術を行っても保険金が下りないということになりかねません。つまり虚偽の申告をしてしまうとあとで大きなトラブルに発展する危険性が多分にあるのです。
★持病の申告は正確に!後でトラブルにならないためにも正直に!
病歴があっても持病があっても医療保険には加入できます。
その場合、申告書などでいくつもの申告をする必要がありますが、極力正確に記載していくことが大切です。
なぜならそこで誤った申告をしてしまうとあとで保険金が支払われないなど重大なトラブルに発展するからです。
保険会社と被保険者双方にとっても、事実を正確に伝えて申告することがなにより大切です。持病があっても保険をあきらめないことが必要です。