医療保険に加入するにあたってポイントとなるのが、貯蓄型医療保険と掛け捨てタイプの医療保険どちらを選ぶかということです。
最近の流れは保険料が安くてすむ掛け捨てタイプの医療保険が人気だといわれていますが、貯蓄型の医療保険を希望する人も少なくないのも事実です。それほど両者には一長一短があり、掛け捨てを選ぶ人にはその人の理があり、貯蓄タイプを選ぶ人にはそれなりの価値観があるといっていいでしょう。
月々の保険料の比較!貯蓄型は高めの設定・掛け捨ては割安
貯蓄型医療保険と掛け捨て型医療保険とを徹底的に比較していきましょう。
現在掛け捨てタイプの医療保険が人気な理由としては、貯蓄のメリットを捨てることで月々の保険料の負担を少なくできることです。逆に貯蓄型の医療保険はのメリットは満期保険金や一定の期間健康でいつづけるとお祝い金などの名目でお金が戻ってくるということです。
確かに月々の保険料の負担は大きくなりますが、満期になるまで入院給付などの保障を受けることがなければ保険料が戻ってくる貯蓄型医療保険は、10年後20年度、その負担が報われるような保険のタイプでもあります。むしろお金に余裕のある人はあえてこういった貯蓄型の医療保険に加入してお金を預けているということもあるようです。
デメリットの比較。ネガティブポイントを比較しよう
ここでは両者のメリットを比較するのではなくデメリットを比較したいと思います。
掛け捨てタイプの医療保険のデメリットは、なんといっても解約しても払い戻し金などのお金は戻ってこないという点です。保険料は安く済むけれども、満期まで健康であったても保険料だけ払い込んで終わったということになりかねません。『保険料が無駄になる』ことはずっと健康でいられたということでおめでたいはずですが・・・。
貯蓄型の医療保険のデメリットは、同じ保障でも貯蓄タイプの保険では、保険料が高くなってしまうのでは所得が低い人にとってネックになるところです。だったらその分貯金をがんばろうと思って、掛け捨て型の医療保険を選ぶ傾向があります。
掛け捨ては保険料が安くて良い。貯蓄タイプはあとで戻ってくるお金がある。
貯蓄型の医療保険も掛け捨て型の医療保険もどちらが損でどちらが必ず得ということはありませんが、徹底的に比較するとその特徴が浮かび上がってきます。
掛け捨て保険は保険料が割安で保障が充実することと貯蓄タイプは保険料は割高だけれどあとで満期保険金やお祝い金などのボーナスが戻ってくることが魅力です。
結果的に健康であったときお得なのは、もしからしたら貯蓄型医療保険なのかもしれません。
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