みなさんがもし病気やケガ、または高齢で在宅療養が必要になった場合、あなたを介護してくれる方はどのくらいいらっしゃいますか?また、あなたは家族の介護にどのくらいの時間とお金をさけるでしょうか?今回は、訪問看護の視点から必要な看護サービスとお金、それをまかなう保険の仕組みを見ていきましょう。
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訪問介護がスタート!医療保険は適用できる?
訪問介護を利用する場合、それをサポートする保障は主に2つ。今回は細かい条件は省きますが、介護保険がまず適用され、その範囲外の患者さんは医療保険でケアされます。
ただし、これらには年齢や疾患の制限、または利用回数や時間に制限もあります。介護に時間を取れる人がいない家族の場合は、自費での訪問看護を受ける必要があり、その費用は全額自己負担となります。
被介護者以外の家族を守る、自費の訪問看護
介護生活は当の患者さんだけでなく家族の生活に多大な影響を与えます。正社員としてフルタイムで仕事をされている家族が介護のために勤務時間が短く、自由に勤務時間を設定できるアルバイトに勤務形態を変更しなければならないかもしれません。
ですから、医療保険にしっかり訪問看護も想定した介護費用の保障をいれ、十分な訪問看護サービスを受けて患者さんをより快適に、被介護者以外の家族も現在の生活パターン、勤務形態を変えずに済むよう、うまく時間をつくれる環境を手に入れたいですね。
関連記事:訪問介護とは?訪問看護を受けるための医療保険はどんなときに適用されるの?
人生の最後は家のベッドで迎えたいなら、充実の訪問看護の医療保険を
現実的に多くの人は病院で亡くなります。人生の最後を充実した医療サービスのもと、自宅で過ごすなら、自費で制約のない訪問看護が欠かせませんが、介護や治療に向け自宅を改装したり、自宅療養用の医療器具を買いそろえたりと設備の費用だけでも高額になります。
さらに月々の訪問介護費用を合わせると費用は非常に高額になります。医療保険加入時に、生活を守ることを考えるとともに、自分や家族の死に方についても想いを巡らせてみてもいいかもしれません。
介護保険を賢く選択する
訪問看護は今後ますます必要とされる時代。介護できる人の減少や高齢化、またよりよい人生の最後の時間を過ごしたいという理想の実現にも、自費での訪問介護・看護サービスを受けることを前提にした医療保険選びを当サイトで厳選した保険の相談サービスにご登録いただき、プロのファイナンシャルプランナーさんのアドバイスの元、最適な医療保険をご検討ください。